日光東照宮の三猿(さんざる、さんえん)は成長する猿の子供時代を表した彫刻で「見ざる 言わざる 聞かざる」と言う意味を表しています。
「見ざる、言わざる、聞かざる」は、8世紀ごろ、天台宗の教えとして日本に伝わったものと考えられている。中国語の「不見不聞不言」を訳したものであり、本来は「猿」とは関係ない。全て「ざる」で終わることから、これを「猿」にかけ「見猿、言わ猿、聞か猿」としゃれて、この教えを表す像として三猿像が作られた。
三猿 - Wikipedia
日光東照宮境内、表門をくぐった左手、神馬をつなぐ厩、神厩舎(しんきゅうしゃ)が建っています。その神厩舎(重要文化財)の長押(なげし)上に8態の猿の彫刻が施されています。
※猿は馬を病気から守るといういわれがあり厩で飼う習慣があったそうです。
住所:栃木県日光市山内2301 日光東照宮内
問い合わせ先:0288-54-0560(日光東照宮)
アクセス:JR日光駅・東武日光駅→東武バス中禅寺温泉または湯元温泉行きで5分、バス停:神橋下車、徒歩10分
車 日光宇都宮道路日光ICから3km10分
駐車場:あり